自分でExpress Entryから永住権を取得に挑むシリーズ。
これまでに、スキル移民のCanadian Experience CategoryでExpress Entryに登録→5日でITAが来ました。今回は、その後の本申請ステップについて。
移民弁護士やコンサルタントを雇わずに自分でやってみて感じたのは、永住権とはいえ、シンプルに作られているオンライン申請なのでかなりやりやすいということ。他のビザと同じように、MyCICのサイト上で以下の作業をします。
1. フォームに必要事項を記入する
2. 必要書類を集めてアップロードする
3. 料金を支払い、提出する
自分での申請に向いている人、プロを雇った方がいい人についてはこちら参照。
特にステップ2の必要書類集めは時間がかかるので、段取りよく進めましょう!
1. フォームに必要事項を記入する
Express Entryに通ってITAが来ると、My CIC上に「Permanent Residency」というアプリケーションが作成されます。そこから、住所や家族構成、学歴、職歴などを記入していきます。他のビザより項目は多いものの、シンプルな作業。Express Entry段階で記入したものは自動で埋めてくれている箇所もありました。
たまに「どっちに捉えればいいんだ?」という解釈がややこしい質問が出ましたが、同じ疑問を持った人たちが過去にいるのでググれば解決します。この辺のリサーチが難しい人は、プロを雇いましょう。
ちょっと大変だったのが、過去5年の旅行履歴と住んだ住所すべての記入。渡航16カ国、同じ国に何度か行ったりもしている上に、引っ越しもしまくっている私みたいなノマド人間が、そんなん覚えてるか!と。
でも書かなきゃいけないんで、Google Docs開いてリストアップしていきました。Google Docsにまとめた理由は、My CICは途中で接続が切れたりデータ消えたりすることがちょくちょくあるので、書き始めて10個目ぐらいまで書いて消えたら嫌だから。笑
旅行に関しては、出入国の日付まで必要。古いパスポートは実家にあるので、スタンプがあるページを親に写メで送ってもらいました。スタンプは、国によって押してくれなかったり、アメリカに陸路で入ったりするとI94というビザ免除のペーパーを回収されるのでパスポートに残らなかったりするんですよ。しかたないのでわからないところは「大体」で埋めました。2、3日ズレているかも知れないけどまあ、ほぼ合ってるよ!
※ちなみに、永住権申請でこれが必要になるのがわかっていたので、カナダに来てからの旅行の際は、自分でメモするようにしていました。あとあと役立つのでオススメです。
住所は、大学時代住んでいた家の住所がどうしても思い出せなかったので、グーグルストリートビューを駆使して探し出しました。笑 この際なので遡ってリスト化してみると、人生で15回も引っ越してました。そら思い出されへんわ。
2. 必要書類を集めてアップロードする
一番大変だったのが、この書類集め作業。ステップが多いし、時間がかかります。
どの書類が必要になるかは申請内容によって変わりますが、オンライン申請になってからは必要書類リストを自動的にカスタマイズしてくれるようになったので、非常に便利。私の場合は、以下を提出するように言われました。
・パスポートコピー
→現在有効なパスポートの顔写真ページと、その他出入国スタンプのあるすべてのページをスキャンしてアップロード
・大学等の卒業証明書
→カナダのPostgraduateの卒業証明書と、日本の大学卒業証明書、審査機関(WESなど)の審査証明をアップロード
・顔写真
→サイズなど規定に合った顔写真(デジタル)をアップロード
・英語試験結果
→Express Entry申請前に受けたIELTSもしくはCELPIPの結果をアップロード
・警察証明
→取り寄せ方法は、こちらの記事参照。Express Entryのポイントクリアできそうな人は、この取り寄せをとにかく早めに!
・資金証明
→銀行に残高を証明する手紙を書いてもらい、アップロード
・メディカルチェック
→政府指定のクリニックで検査を受け、受けた証明書類をアップロード。検査結果はクリニックから直接送信される
・職歴&雇用証明
→ジョブオファーレター、直属の上司からの雇用証明レター、その他雇用を証明できるものをまとめてアップロード
フォーム記入と書類集めを終えたらあとは、料金を支払って提出します。
・永住権申請料(Permanent Resident Application Fee)$550
・永住権取得料(Right Of Permanent Residence Fee)$490
※料金はすべて2017年5月時点
2つ目の永住権料金は、申請が通ってからの支払いでもOK。ありがたいことに、もし何かしらの理由で申請が却下された場合、これらの料金は返金されます(カナダ政府ありがとう!)。私は「どうせダメでも返ってくるんだし、ちょっとでも早くすべてのプロセスを終えたい」と思い、すべて前払いしました。
これが終われば、あとはオンライン上で署名して、提出!今年になってからCICはスキル移民カテゴリの申請は6ヶ月以内、配偶者カテゴリは1年以内に処理しますと宣言しているので、あとは待ちましょう!
参考になったら押してください。
永住権記事:
④日本領事館で警察証明を取り寄せる
③Express Entryプロファイル登録
②英語能力試験CELPIPを受ける
ITA(招待状)が来た!&Express Entryおさらい
①大学の卒業証明&成績表をWESで審査してもらったよ
移民弁護士事務所に永住権の相談に行ってきた
移民申請に弁護士やコンサルタントは必要か?&料金比較
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3. 料金を支払い、提出する
フォーム記入と書類集めを終えたらあとは、料金を支払って提出します。
・永住権申請料(Permanent Resident Application Fee)$550
・永住権取得料(Right Of Permanent Residence Fee)$490
※料金はすべて2017年5月時点
2つ目の永住権料金は、申請が通ってからの支払いでもOK。ありがたいことに、もし何かしらの理由で申請が却下された場合、これらの料金は返金されます(カナダ政府ありがとう!)。私は「どうせダメでも返ってくるんだし、ちょっとでも早くすべてのプロセスを終えたい」と思い、すべて前払いしました。
これが終われば、あとはオンライン上で署名して、提出!今年になってからCICはスキル移民カテゴリの申請は6ヶ月以内、配偶者カテゴリは1年以内に処理しますと宣言しているので、あとは待ちましょう!
参考になったら押してください。
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④日本領事館で警察証明を取り寄せる
③Express Entryプロファイル登録
②英語能力試験CELPIPを受ける
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