仕事を受ける前に現地給料相場を知っておいた方がいいという話をしました。個人ブログなどで情報を探す人も多いと思いますが、自分の職種や条件に当てはまる内容をドンピシャで書いてくれているとも限りませんよね?そんな時は自分で調べちゃった方が早いです。ということで今回は、自分でリサーチする方法とポイントを紹介します。
海外就職・給料リサーチのポイント
以前紹介した中央値と平均値の違いの他に、次のようなことを意識しながらリサーチしましょう。
経験年数・ポジション別の給与を理解する
こちらでは実績や、Junior、Intermediate、Seniorといったポジションごとに報酬も異なります。自分がどの位置にいてどのぐらいの報酬が妥当なのかを理解しておきましょう。
自分が住む or 渡航予定の都市の相場を調べる
どこの国でもそうですが、給料相場は都市によっても変わります。大きな都市の方が給料も多くなる傾向があります。自分の住んでいる or 住む予定の都市の相場を調べるようにしましょう。
海外の給料の調べ方
ではどうやって調べるか?押さえておくといい3種類のサイトを紹介します。
①求人広告サイト
海外就職を目指す人は、現地の求人広告に日頃から目を通し、マーケット感覚を身につけるがオススメです。数を読むことで給料だけでなく、業界内でどういう職種、スキル、経験が求められているのか(=身につけておいた方がいいのか)も同時に分かります。カナダでの求人広告サイトは「カナダで仕事を探す。概要と探し方」を参考に。
②人材系民間企業サイト
人材派遣や転職の斡旋を行うような会社には独自のデータを基にしたサーチエンジンがあるところも。こういったサイトはポジション・年次別の給与も掲載していたりするので便利です。「(国名) Salary」、「(国名)(職種)Salary」などのキーワードでググりましょう。カナダの場合、PayScaleやGlassdoorなどがあります。
③政府の統計データ
各国、政府発表のデータがあるかと思いますが、カナダの場合はStatistics Canadaというサイトがあり、直近(2016年6月時点)の給料データはStatistics Canada: 2011 National Household Survey: Data tablesから閲覧できます。信ぴょう性があるもののカテゴリーが分かりにくく、どちらかというと学問や統計のリサーチ向けです。
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