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2014年6月28日土曜日

会社辞めて、カナダに行く話。


「カナダに住みたい」と言い出してから2年。
ついに会社辞めて、夏からトロントに行くことになった。


中学卒業後、ニュージーランドに3年留学。現地の高校を出て帰国後、大学でメディアを学び、広告業界で3年と数ヶ月働いています。そんな私が、8月からカナダはトロントへ。

向こうで何をするかというと、
  • 1年間、カレッジの大学院課程で都市デザインを中心としたデザイン戦略を勉強する
  • 最低2年は向こうで就職する
  • できればその後も移住したい

なんでカナダか?


カナダに行きますと言うと必ず聞かれることがある。
「なんでカナダ?」「何するの?」「なんでカナダでデザイン?」

「なぜカナダか?」という質問には、2つの意味ががあると思っていて。
ひとつは、なぜ海外に行くのか?って質問。これは、NZの高校を卒業して日本の大学に行くことが決まった18歳の時、「今度は自分でお金貯めてまた行こう」と思って、その気持ちが変わらなかったから。細かな理由はいろいろある。日本の会社で働いていて、「女性としてバランスよく生きていくのがここではまだ難しい」と感じたとか。でもまあ、いろんな理由が重なって、私の気持ちは変わらなかった。

もうひとつは、「世界200カ国以上ある中でなぜカナダを選んだのか」という質問。
これはもう、直感です。直感は経験や知識の蓄積の結果現れるものだから、信じたほうがいいと思っている。自分の胸が高まる方へ行ったほうがいいじゃない。そんな直感のもととなっているような理屈をあげると、こんな感じ。
  • 英語圏である(興味があるフランス語圏もある)
  • 多文化主義で色んな背景を持った人たちと関わり合える
  • 移民が多く外国人として過ごしやすい
  • 自然と都会がいい感じのバランスである
  • 女性の社会進出が進んでいる
(追記:この辺は他の記事で紹介しています)

そしてなぜカナダでデザインかについては、
私の中の「カナダに住みたい」と「デザインやってたい」は別軸で、カナダに住みたいしデザインにも関わっていたいから、がっちゃんこしてカナダでデザインやろう!となったからです。


なんで留学するのか?


次によく聞かれるのが
「なんで留学するの?留学して何になるつもりなの?」
「日本に帰ってきてからどうするの?」

これは、カナダに長期間住む上でその方が有利だから。
「日本での就職のステップアップのための留学」でもなければ「留学目的の渡航」でもない。ビザが切れて居られなくなったり、家族の事情が変わったりしたら帰ってこよう、ぐらいの気持ちでいる。

外国人にとって、1番大きな壁はビザだ
カナダ・日本間にはワーホリ制度があるけど、永住権申請の必要事項を見るに、ワーホリ1年の間に外国人として就活を成功させて必要事項を満たして申請までをするのは厳しそうだと思った。ワーホリって気軽に捉えられているけど、実は1年間なら働いたり勉強したり自由にできる夢のようなパーミットなのだ。これを有効的に使うためにも、学生ビザから始めることにした。

あとは、広告以外のデザインの方向性を探るため
広告業やり出してから特に「デザインってなんだろう」をずっと追求してきている。仕事では印刷・SP2年、Web・デジタルを1年弱やらせてもらったし、専門学校でグラフィックデザインも学んだ。「デザインができること」がより見えるようになったからこそ、広告・コミュニケーションデザイン以外の方向性も見いだしたい気持ちが出てきた。そこに、自分の興味に合致するプログラムを見つけ、これだ!と飛びつき、受験→合格、今に至る。(プログラムについてはこちら


今後のこのブログ


18歳の時に「また海外に行こう」と決めてから、7年。次はカナダと準備し始めてから2年。ビザ情報収集から学校探し、受験準備、ビザ申請などしていて痛感したのが、専門留学や大学院留学の情報ってなんでこんな少ないねん!ってこと。日本人は、ワーホリは多いけど現地で就職して現地コミュニティで生活している人(の情報)は少ない。だから、同じようなことをしたいと思っている人の参考になるよう体験談を共有していきます。

海外移住や留学を考えている人、特に仕事辞めて…って人は、色んな葛藤があるはず。私の場合、もともと辞めるつもりで入った会社だから、「大企業の正社員辞めるなんてもったいない!」とは、周りに言われるほど思っていない。でも無収入になり、いろいろな面で不利な「外国人」になることに多少の不安はある。そんな中ここまで来れたのは、各学校担当者や卒業生、ブログで見つけた人やペンパルといった会ったこともない人たちにまで話を聞かせてもらえたから。「ネット世代、すげー」と、PCとネットがあればどこでも繋がれるんだなーっていうことをリアルに体感した2年間だった。

どうなっても後悔しないように準備したから、もうあとはやるだけ。そんな揺れ動く心情や私の行く末とともにアップしていくので、似たような境遇の人たちのヒントになればいいなーと思います。

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