「会社辞めて、カナダに行く話」 で書いたように、大学院留学します。
何年か働いたら海外に出たい → 次はカナダがいいな。から始まった渡航計画。とにかく向こうにいるためにどういうビザがあるのか、ビザ関連の情報集めからスタートした。
おおよそのタイムライン
留学準備にまるっと2年かけたんだけど、その間のタイムラインはこんな感じ。
・2年前~:ビザ・移住関連情報の収集、
学校探し、各学校・エージェント問い合わせ、貯金
・1年前~:学校絞り込み、各プログラム別のメリットデメリット・学費等の比較資料作成、
経験者探し・卒業生に相談、ポートフォリオ作成開始
・去年12月:志望校を1つに絞る。学校関係者にアピール
受験に必要な提出物の洗い出し・作成
・今年1月 :IELTS勉強、ポートフォリオ追い込み
・2月 :IELTS受験、ポートフォリオ提出、面接準備、志望動機書作成
・3月 :面接本番、推薦状執筆依頼×3・提出 ⇒合格発表
■ビザ・移住関連情報の収集
「ワーホリビザで語学学校行ってバイト」コースだけは嫌だったから、それ以外の道を探るべく、どういうやり方があるかを調べる。とにかく外国人として外国に滞在する以上、1番肝心なのはビザな訳です。日本人の場合カナダにビジタービザで居られるのは6ヶ月。就労は禁止されている。
私の場合は長期滞在からの移住を目指したいと思っているので、まずは「ビザにどんな種類があるか」と「働けるビザはどういったものか」を調べました。そして最終的に学生ビザ→Postgraduateビザ+ワーホリビザでバックアップすることに。
調べる際には、
- どのぐらいの期間滞在したいか
- 向こうで仕事(バイト含む)をしたいか
- 少しでも移住を考えているか
を一度整理しておくとスムーズ。
さて、ビザ関連の情報を調べる上でだけど、絶対に間違いがないソースがここ。
CIC (Citizenship and Immigration Canada) →カナダ政府の移民情報ページ
ほんとに100回以上は目通してると思う。カナダのビザ情報はしょっちゅう変わる。エージェント系含め色んな日本語サイトも見たけど、CICと比べてみると情報が古かったり認識・翻訳が間違っていたりすることもしばしば。とにかくカナダに渡航を考えている人は何度もここに立ち戻って確認してほしい。
留学情報に関しては、
カナダ大使館のやってる留学フェアに行ったり。
フェアにはカナダの色んな大学・カレッジの広報の人たちが来るから、「こういうプログラムを探してるんだけど」という相談もできる。
民間系や個人の情報源はこの辺。
ビザJPカナダ(人材カナダ)
⇒ビザ情報がわかりやすく解説されている。ビザ・移民情報のアップデートがある度に記載してくれるから、頻繁に確認したい。
JPカナダ
⇒人材カナダと同じ系列で、留学情報や掲示板がメイン。
カナダ留学情報サイトStudy in Canada
⇒同じく留学が情報メインだけど、ビザ等の情報も幅広い。
e-Maple
⇒カナダ総合情報サイト。となっているけど、在カナダ日本人の集まるクラシファイド/掲示板メイン。知恵袋的なノリで過去の質問を検索するのに使える。
バンクーバーのうぇぶ屋
⇒実際に移住したWebデザイナーセナさんのブログ。渡航から移住にいたるまでの情報を共有してくれているし、ちょくちょく日本でイベントをされたり、最近はクリエイターの留学サポート業もしているらしい。
バンクーバーなぼくら
⇒上記セナさんとイラストレーターQさんが描く4コマ漫画サイト。バンクーバーでの生活の様子が見られる。
その他あらゆるエージェントのWebサイトやブログをとことん読む!
気になる言葉でググってもいいし、にほんブログ村 海外生活ブログで国を絞り込んでもOK。
そしてとにかく、気になること・分からないことは問い合わせる。最初はエージェントでもいいけど、エージェントにすべて任せるのは経験上、オススメしない。学校のことで気になったら学校に問い合わせること。ビザ関連に関してはCICの情報を隅から隅まで読む。あとはカナダ政府公認のビザコンサルタントさんに問い合わせてみるとか。
特に助けられたのは、個人ブログ。一人ひとりの渡航のストーリーや現地での生活のリアルな様子を見られるからビザや移住情報としてはもちろん、モチベーションをキープするのにもつながる(直接お話を聞かせてもらったりもした)。
とにかく私の場合はワーホリ1年やって帰ってくるというのが一番避けたい状況だから、それ以外のビザ取得の道を歩んでいる人たちの情報はそれだけで参考になった。
個人ブログのいいところは、エージェントの広告やコピーに描かれた美しい理想じゃなく、仕事探しの苦悩やルームメイトとの生活といった、リアルな「1人の現状」が見えること。
もちろん、人によって背景も今置かれている状況も全く違うしビザの審査・制限状況も常に変わるから、人の体験は自分には当てはまらない。でも、「設けられている条件」と「実例」の両方を知るためにもまずは、あらゆる情報を調べてみるのが大事だと思います。
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