ナイアガラでフラッグポール→ビザ切り替え【カナダ就職・ワーホリ】

カナダに来て2年数ヶ月。3つ目のパーミットに切り替えしてきましたよー。
1年目：Study Permit
2年目：Post-Graduation Work Permit
と来ていよいよ、取っておいたIEC＝ワーホリへ切り替え。ちなみにワーホリには今年初めに申請して、承認をもらっていました。承認されてから1年以内までに渡航すればOKです。

フラッグポールとは

カナダのビザ・許可証（パーミット）は、種類によって「入国時」にボーダーで発行されます。日本人の多くが利用するワーホリやStudy Permitがこれです。日本から来る場合は、入国地点である空港で発行されるのですが、すでにカナダ国内にいる人は一度国境の外に出て戻ってくる必要があるんですね。この、ビザ・許可証発行のために一度国外に出てすぐに戻ってくることをフラッグポールと言います。

※一般的にワーホリビザ、学生ビザと呼ばれるものは正確には「許可証（パーミット）」です。日本はビザ免除国のため、ビザは要りません（2015年よりeTAの申請が必要になりました）。ブログタイトルにはわかりやすくビザと書きましたが、記事内では「許可証」を使います。

で、トロントからのフラッグポールは大体みんなナイアガラに行きます。かくいう私もそうしました。他にもボーダーはあるけれど、ナイアガラは観光もできるしね。

ワーホリ入国時に必要なもの

IECの発行に必要なものは以下。
・パスポート
・POE (Port of Entryというレター、IECが承認された時に送られてくる)
・資金の証明（銀行の残高証明でOK）
・海外旅行保険の証明
・帰国用の航空券もしくはそれを買えるだけの資金証明
・その他申請時に提出した書類原本
※2016年12月時点。常にCICの最新情報を確認してください。

私が用意したのは太字の部分。帰国用の航空券資金については残高証明でカバー。その他書類は、追加書類が必要だった人用。私は何も求められなかったので必要なし。

あと、25セント硬貨を一枚持って行きましょう。訳は後で書きます。

いざ実行。フラッグポール：ステップ・バイ・ステップ

一人で行くのもなんだしなーと、友人を誘ったらついてきてくれることになった。予定では、観光がてらワインでも飲んでブランチ食べて帰ろう〜なーんて言っていたのだけど、現実は甘くなかった…

①バス予約
まずは、グレーハウンドのバス往復予約。30ドルぐらいだった。めっちゃ安い！
Dundas×Bayのバスターミナルから出発し、2時間ほどで到着。

②国境まで移動
ナイアガラのバスターミナルから国境（滝のすぐ横のブリッジ）が、意外に遠い。私たちは歩いていったけど、ターミナル周辺にタクシーがいっぱい待っているので、これに乗っていった方がいい。40分ぐらい歩いたんじゃないかな。そんなにガッツリ歩く靴で行ってなかったし、相当疲れた。

秋だったので紅葉が楽しめたのがよかった

ようやくブリッジまで到着。「国境はこちら」という看板の矢印に沿ってビルに入る。ここからは一人。

③国境を出て、レインボーブリッジを渡る
ビルに入るとまず、改札を通るのにクオーター（25セント硬貨）がいる。財布にたまたまあったので助かった。改札を出るとすぐ左にまたカナダのカスタムがあり、移民審査官がいる。でもただ一度出て帰るだけでなく、アメリカ側のカスタムまで行って「Administrative Refusal」という（形式上の）入国拒否レターをもらわなければいけないので注意。

ということで、ブリッジを歩いて渡る。5〜10分ぐらい。右側に滝と空が広がり、絶景。なんだけど、こちらはアメリカのボーダーに向かう途中。アメリカのカスタムはオフィサーによってめっちゃ難癖つけられたりもするので少し不安がよぎる。

アメリカ側のカスタムに到着。カナダ→アメリカ側の通行人とアメリカ→カナダ側の通行人を一緒に処理するためなかなか時間がかかっていた。20〜30分待って私の番。オフィサーはまともそうなおじさんだ。

「フラッグポールしにきました」と言うと「またか〜」とため息をつくおじさん。「今日多いの？」「めっちゃ多いで〜」なんて世間話をしつつ、無事ペーパーをもらえたのでお礼を言い、再度ブリッジを渡る。

帰りの景色はかなり楽しめる。
ナイアガラは観光で一度来ているけど、ブリッジから見る眺めはあのへりから見るのとはまた違ってとてもきれいだった。

④カナダに帰国

無事に戻れて一安心。やっぱり私のホームはここだよ。
カナダ側のボーダーに行って書類を渡す。簡単に質問された後、「そこの道路渡ってあのビルで手続きしてね」と。ここからが長かった・・・

長くなったので続きます。

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2016年12月19日月曜日