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2021年1月15日金曜日

COVID中の一時帰国:台湾経由でエバー航空で帰った詳細記録


さて、今回の一時帰国は、いつものエアカナダ&ANAの組み合わせではなく、エバー航空で帰りました。COVID中ということもあり、いつもと違う点がいろいろあったので、詳細を記録していきます!


エバー航空にした理由

エバー航空は、10年前に日本から台北に旅行した際に一度使ったような…というくらいで、最近ではほぼ初めてでした。

今回エバー航空にしたのは、COVIDで東京を経由できなかったため。

実家が関西のため、普段はトロント→東京→大阪と、成田や羽田を経由して帰るのですが、今回はパンデミック中なのでカナダからの帰国には14日間の自己隔離が義務付けられています。

自宅で14日間待機すればいいと思っていたのですが、海外から入国した後に国内便の乗り継ぎができないことが判明。カナダは国内の乗り継ぎOKなんですが、日本はダメなのね…

ということで、
・東京を経由=東京で14日間待機した後、大阪に移動
・乗り継ぎOKの国を経由して大阪に移動
というふたつの選択肢に。

台湾は現在、8時間以内の乗り継ぎであれば許可されているので、トロント→台北→大阪という便で帰ったのでした。

帰国準備に必要なもの

飛行機の利用や入国に必要なものは、国によって違うので要チェック。

ピアソン空港でチェックイン時に必要だったものは
【台湾入国用】
・PCR検査の証明
・台湾の検疫宣誓フォーム(オンライン)

【日本入国用】
・日本の滞在先や連絡先(紙)
・日本の質問表Web(オンライン)
※現在は変異種の登場により、カナダ(オンタリオ州)から日本への入国にもPCR検査証明が必要です。私の移動日は12月中旬でこれより前でした。

台湾の入国準備はバッチリだったけど、日本のをやってなくて空港で入力することに。(笑)
滞在先などを書く紙は1ページですが、質問票Webは結構長いので先にやっておくことをオススメします!

また、空港チェックイン時とは別に、台北から関空に到着した便でも、到着後に検疫の担当者と思われる人が乗ってきて、紙を配られました。これも同じように日本での滞在先などを書くだけですぐに記入できます(なぜ同じことをまた書く必要があるのかは不明)。

すばらしかったエバー航空

で、飛行機に乗ってからですが!
エバー航空にも台湾の入国システムにも感心しました。

まず、当日に指定していた座席が勝手に変更されており、なんで…感染対策ならいいけど…と思いながら空港に行って聞くと、「両隣も近くも誰もいない」と教えてくれました😲

乗ってみて感動。
・両隣誰もいない
・前後の列も誰もいない(最低1列間隔を空けて配置)
・3・4・3席の真ん中4席はほぼ使っていない
・CAさんはみんなマスク、手袋、防護服。キャップがない以外は看護師と同じ
と感染対策バッチリでした。

それに、全員がPCR検査を受けて結果証明を見せてから飛行機に乗っているという安心感。
パンデミックの中飛行機に乗るのは怖かったのですが、検査は完璧ではないとはいえ、全員陰性でかつこれだけ座席を離してくれていたら安心です…

添乗員さんも、欧米の航空会社より親切で優しいけど日本の航空会社ほどかしこまっておらずフレンドリー。機内食もおいしかったです。ごはんはやはり、アジア系会社に限る…!

今回は台北経由ということでいつもより飛行時間も長かったのですが、横三席をまるまる使って横になれたので(空港のお姉さんに「横になって寝られますよ」と言われたw)かなり寝られて疲れは少なめでした。

台湾の感染対策

台湾に到着してからは、まず台北止まりの人たちが先に降ろされ、乗り継ぎ客はしばらく待機。乗り継ぎ客が降りてからは、行き先別に違った色のシールが貼られ振り分けられました(関空行きはオレンジなど)。

なるほど、と思ったのが、台湾の空港では入国審査カウンターがなく、広い廊下に係員がたくさんいて、グループ(家族など)ごとに話しかけて審査していたこと。カウンターを設けると(特に今はCOVIDの追加審査で)行列になるため、こうしているのかと。

さすが台湾…COVIDへの対策もいち早く行い、ここ5ヶ月死者ゼロの国です。

乗り継ぎ組は入国審査はなく、そのままグループで荷物検査エリアへ。
その前にもアルコール消毒を手にかけられ、熱も計られました。

検査が終わってからは、乗り継ぎ客用に設けられたエリアで待機。
自分の便がきたら係員の人が「○○行きの人ー!移動しますよー!」と呼びに来てくれるシステムでした。

本当は乗り継ぎの間に小籠包でも食べたかったんですが…朝7時に着いたからかパンデミックだからか、飲食店はほとんど営業しておらず、待機エリアにキオスクが一軒あるだけ。

ここのメニューも一応見ましたが、ルーロー飯のような丼物ばかり。
さすがに朝から丼物はきつい…ということで何も食べませんでした。
あと、台湾に来るのが久しぶりすぎて書かれている値段が高いのか安いのかもわからない😂

トロントの出発が雪で押したため、乗り継ぎの待ち時間は1時間ほど。すぐに呼ばれてゲートまで案内されました。

関空まで移動&検査〜入国

さて、台北→関空までの飛行機は同じくエバー航空、
・アメリカ・カナダなどから乗り継ぎ組み5名
・台北からの乗客4名
先ほどと同じく3:4:3席のジェット機なのに乗客9名というかなりシュールな事態に。

関空へは2時間ちょっとで到着。
が、前の便の乗客で空港が混雑しているということで、機内で40分近く待機しました。降機してからも、関空ターミナル移動用のシャトル(モノレールみたいな乗り物)に乗るまでの列がすごく、用意されたパイプ椅子に座ってしばらく待機。

シャトルに乗るよう呼ばれてからは、別ターミナルに移動し、
唾液による抗原検査
→入国審査
→抗原検査の結果待ち
→結果が出た人から帰ってよし
→荷物を受け取り、出口へ
という流れでした。

抗原検査の結果は30分ほどで出ました!スクリーンに自分の番号が表示されたら帰ってよし。この後は普段通り、荷物の受け取り場所に行って、免税や検疫の申請あるなしを伝えて、出口から出ました。

空港からの移動は、公共交通機関やタクシーが使えないので要注意。
私は父が迎えにきてくれていました。

今回、家族の事情があってパンデミック中の帰国を決めたのですが、安全性を確保しながら帰られるよう動いてくれたエバー航空のみなさんやカナダ、台湾、大阪の空港スタッフの方々に感謝です。

出入国の規制は常に変わっていますので、外務省の最新情報をチェックして安全に渡航してくださいね。

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