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2020年12月21日月曜日

COVID中の一時帰国:トロントでPCR検査受けてきた&海外渡航者は要注意!


一時帰国のために、PCR検査を受けてきました。
詳しく書いていきます!特に、条件が変わって要注意な部分もあるのでこれから帰国する人はぜひ読んでください。

※COVIDの入国規制・条件や検査体制は常に変わっていくので、最新のものをチェックしてください。

入国時のPCR検査結果は、国によって必要

日本では、到着時点で空港で検査を受けるため日本人の場合は渡航前の検査は不要(2020年12月17日時点の話です)。また、出発する国によっては、現在は検査なしになっているようです(一部アジアなど)。

今回は台湾経由で帰ることにしたので、台湾を通過するためにPCR検査の結果が必要に。台湾もまだ観光での入国は再開していませんが、乗り継ぎは8時間以内であれば可能です。

台湾に入国(乗り継ぎ含む)する際は、出発より3日以内の検査結果が必要。
ということで、先に検査結果を準備しておくことはできず、出発前3日前まで待って受けなければいけません。

PCR検査オンライン予約


オンタリオ州では現在、PCR検査は(ほぼ全て)予約制です。
数ヶ月前まではウォークインで並んで検査を待つという早いもの順だったのですが、
⑴ 症状のある人や優先人口(エッセンシャルワーカーなど)→病院で予約
⑵ それ以外の無症状者→ショッパーズなど提携薬局で予約
という振り分けに変わりました。

予約制にした結果、待ち時間が減って検査の受診がスムーズになったようです。

ということで、私は近くのSt. Joseph Hospitalのサイトから予約。
48時間前に予約スポットが公開されるので、受けたいスポットをクリックして名前と連絡先を入れて完了!めっちゃ簡単。

St. JosephとSt. Michaelsは同じ系列で予約サイトも同じなのですが、こちらは毎日夜7時に2日後のスポットが公開されます。なるべく公開からすぐに予約した方が、スポットが空いている確率が高いのでオススメ。

12月11日より海外渡航者向けの検査方法が変わった!(オンタリオ州)


私は出発日が12月17日(といっても未明のため空港でのチェックインは16日夜)だったため、12月14日以降の陰性結果が必要です。

事前にリサーチしていた段階では、海外渡航者は上記の (1) (2)どちらにも当てはまり、病院でも薬局でも検査が受けられたのですが…

なんとほんの数日前の12月11日からオンタリオ州の方針が変わり「海外渡航者(で結果が2〜3日以内に必要な人)は病院での検査対象外、薬局での検査も有料」に!
※この辺の条件は、今後もどんどん変わっていく可能性があります。常に最新情報をチェックしてください。

このTravel Clearance用検査、州によるみたいなんですが、オンタリオ州はなんと195ドル…高い…泣

薬局での無症状者としての検査は誰でも無料で受けられるのですが、結果が出るのに最長7日かかるので、渡航先の条件に合うか確認が必要です。

で、私の場合ですが、なぜか今のところSt. JosephとSt. Michaelsでは海外渡航者も「一時的な対策として」受け付けていると書いていたので、無事受けられました。他の病院では「オンタリオ州の方針により受け付けを中止しました」と書いているので、かなりラッキーでした。

St. Joseph Hospitalに到着〜待ち


午後2時に予約して、緊張していたので15分ほど早く到着。笑
もし断られたり受けられなかったりしたら帰国できないと思うと…ひえー。

必要なものはOHIPカードのみ
もしワーホリなどでOHIP(ヘルスカード)がない場合でも受けられますので他のIDを持っていきましょう。

前にお子さんを受診させたことがある人から、待ち時間もなくかなりスムーズだったと聞いていたのですが、私が到着した時は20人ほどの列ができていて焦りました。

この日はマイナス6度ほど。
感染対策で待合室などはなく、待つのは外。

ビルの横に並ぶためそんなに風は強くなかったですが、もっと防寒対策すればよかった…と思いました。でも、屋外だし1.5メートル間隔(推測)の線が引かれているので周りの人との距離も取れるし、安全対策がされているのは安心。

意外なことに、列も1〜3分ペースでどんどん進んでいき、25分ほどで中に入ることができました。

病院に入ってから〜検査


病院に入ってからはすべて導線がしっかり決まっていて、「ここが終わったら次はあそこ」と順繰りに回っていくだけで終わるように設計されていました。

1. 建物に入るとまず、手を消毒。
2. 予約確認をする人に名前と検査理由を伝えて次の場所へ。
3. 個人情報の登録。ここでOHIPカードを見せて住所、電話番号を登録。
4. それが済んだら、広めの部屋で列をつくって待機。
5. 名前を呼ばれたら本人確認をして検査ブースへ。番号で別れていて、「2番に入って」という風に指示される。
6. 検査ブースに看護師さんがきて、もう一度受診理由と以前にPCR検査を受けたことがあるか聞かれる。→私は初めてだったので、検査方法を説明されました。
7. 細胞の採取。長い綿棒を鼻のかなり奥まで入れられて、そこでしばらくグリグリ。
→「涙が出てくるし気持ち悪い感覚があるけど、これは自然な反応だからね」とあらかじめ言われていた通り、涙が出てきて鼻の奥が痛くはないけど気持ち悪い感じでした。

採取は15秒ほどで終了。
検査結果の確認方法が書いた紙をもらい、質問がないか聞かれて、終了!
床の導線に従って出口から出ます。かなりあっさり終わりました。病院に入ってからは15分ほどかな?

検査結果とタイミング


ここから2度目の要注意情報。
看護師さんには正直に「帰国予定だから」と検査理由を伝えていました。「渡航はいつ?」と聞かれ、3日後だと伝えると

ちょっとギリギリかも。。」と。
「最近は結果が出るのに2〜3日かかってるのよ。それに今日は月曜日だしラボが混むかも」

えーーーー!?!?
前述の知り合いが24時間で結果が出たと言っていたので、3日前に受ければ余裕だと思っていました。

「2日で出るとは思うけど…最長3日かも。ショッパーズで検査受けた方がいいかもね」
と言うではありませんか。

この日はもう気が気でなくて、家に帰ってからもリサーチをしてプランBを練って…と心が落ち着きませんでした。

最悪、翌日の夕方までに私費で検査すれば出発までには間に合うけど、195ドル…今大学院に戻っていて働いていないのに…きっつ…

で、結局翌日、念の為朝早くからもう一軒の病院に受けに行って、帰ってきたらなんと、結果出てました(ズコー)。

出るんかい。

2日どころか、24時間もかかっていませんでした。
14時に受けて翌日9時半くらいに出てた。どないや!
ま、よかったんですが…心労がすごかった。

まとめ


ということで、みなさん、まとめると帰国前のPCR検査は
・(台湾の場合)3日以内の検査結果が必要と言われるのに、
・病院検査結果が出るまでに最大(オンタリオの病院は)4日かかる
という矛盾があるということと、

・薬局で無料の検査を受けると最大7日かかる
結果が出るのが早い旅行者用私費検査は195ドル(オンタリオ州)
ということを理解しておきましょう。

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