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2017年2月9日木曜日

2017年トライリンガルの旅

トロントに来て2年半、フランス語を学び始めました。2017年はトライリンガルになる!

働きながら新しいこと学びたいなーと、ずっと思ってたんです。デザイン系も考えたけどせっかく日本語・英語と問題なく話せるようになった訳だし、もう1ついこう!と去年末に申し込み。

次やるならフランス語というのはずっとあって。
一番の理由はここ数年フランスの人、ファッション、アート、文化にとても惹かれているから。トロントは英語圏なのにフランスから来ている人が意外と多い。 ワインのこと、料理のこと、アートのこと。フランス人は食へのこだわりが強いから特に気が合う。「ベジタリアンにはとてもなれないね」「仕事しながら急いで食べるなんてそんなの食事じゃない」なんて言い合って仲よくなる。

フランス語は英語と並んで、カナダの公用語でもある。この国には仏語圏もあり、売られている商品は英語と仏語両方表記だ。英語・仏語の両方ができると就職の幅もぐんと広がる。


大人向けにも多数提供されている、北米の教育


北米の大学やカレッジでは、大人向けにContinuing Educationというパートタイムで受けられるコースがたくさん提供されている。働きながらスキルアップしたい、新しい分野に挑戦してみたい人にオススメだ。言語コースの他にも、プロのシェフを養成する講師たちによる料理レッスンなど。とにかく幅広くあるので見てみて!。

社会人だって、教育やスキルアップは必要だ。ここでは複数分野での経験が評価されるから、なおさら。


トロント大学のContinuing Educationに登録


ってことで、トロント大学の「French Level 1」に入学!これは仏語の基礎知識がある人用。その前に「French for Absolute Beginners」というコースがある。

大学でフランス語をかじったからちょうどいいと思ったのだけど、フタを開けてみると前段階のコースがあるのを知らずに入ってきた超初心者もいる。これではDuolingoで鍛えられた私には簡単すぎる…!


Alliance Françaiseに登録しなおして授業開始


ってことで即やめて、ネットの評価が高かったAlliance Françaiseに切り替え。結果的にこれが大正解だった。

ここは英語のIELTSやTOEICにあたる「TEF:Test d'évaluation de français」を実施している団体。カナダ永住権の審査にも使われている公式テストだ。

まず最初に、振り分けテストがある。Webで質問に答えると、今度はオーラルテストを受けにきてねと連絡が入った。仕事があるから電話でしてもらうことにした、のはいいけど、オーラルテストからすでにスパルタ。いやね、初心者コースで申請しているのに、あいさつから出題から全部早口のフランス語なの。戸惑いながらもわからないところは「今のはこういう質問でいい?」と英語で確認しながらフランス語で回答。

そしてなんとか狙っていた2つめのレベルに入れた!Duolingo様様である。
今のところ2回分のレッスンを受講して、とても満足している。まだまだビギナークラスだけど、生徒も先生も情熱的で楽しい。


備考:トロント大学とAlliance Françaiseの大きな違い


興味のある人向けに、2つのフランス語コースの大きな違いを紹介。
授業形態は、トロント大学が英語でフランス語を教えるのに対し、Alliance Françaiseではフランス語でフランス語を教える。これはボキャブラリーが広がるのでとてもいい。

クラスはトロント大学20人、AF10人(どちらもたしか定員いっぱいだった)。少人数なので生徒と先生の質問や対話が活発に進む。生徒のレベルも、AFは振り分けテストがあるため似たレベルの生徒と学ぶことができる。

そして料金は、トロント大学→授業料$425、教科書$100ちょい。AF→授業料&登録料$370、教科書&問題集$53。レッスンの時間と回数も、トロント大学→2時間×10回(20時間)、AF→3時間×8回(24時間)。つまりAFの方がレッスン料は多くて授業料も安い!とはいえ、お金の問題じゃないよね。もしお金が高くても私はAFを選びます。正直、3時間の授業は途中でだれるけど。

授業でのフランス語については、2つめの初級に毛がはえたようなレベルなのでみんなわからないところは英語交えながら。先生はフランス語で全部説明、たまに「英語でいうとこういう感じだよ」と教えてくれる。

余談だけど、フランス語って英語と似ている単語もたくさんあるし読み方を覚えれば大体パターン化ができるんですね。こないだ、教科書のWebサイトの写真を指して

先生に「これはなんですか?」と聞かれた時、誰もわからなかったから
「Website」って英語で答えたら「En Français, s'il vous plaît」と。

勘で「ウェブスィートゥ?(フランス語の発音で)」
って言ったらクラス中爆笑。

でもでも正解は「Un site web(アンスィートウェブ)」で、「いやほぼ正解やん!」って突っ込んだり。

そんな感じで楽しくやっています。

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