肥後橋にあり、昼はタバコ屋+サンドイッチ販売、
夜はバール風居酒屋になるちょっと変わった家族経営の小さなお店。
昨日の「今ちゃんの実は・・・」でも放送されててめっちゃタイムリーだ。
店の前は何度も通ったことがあるしずっとチェックしてリストにも入れていた。
そこからかれこれ1年ぐらいタイミングを逃しまくった末に、同期と飲みにいこうとなったので店をリクエストして予約もして(もらい)、ついに行けたのだった。
ましか、うますぎる。
いつも混んでてギュウギュウの店内。
店の外にもビニールでおおわれたテラス席?があって、そこでもいつも飲んでる人がいる。
席はカウンターと、小さめのテーブルが4つぐらい。
予約よりちょっと早く着いたので、立ち飲みからのスタート。
注文はレジでセルフサービスである。
最初は白ワインを頼み、お料理は
もち豚のパテ、めかぶ?が乗った豆腐(忘れた)、白アスパラガスのソテー 生ハムと温泉卵添え
その後、赤ワインをボトルで開けて、
チーズの盛り合わせ(撮るの忘れた)、フォアグラのソテー、
黒牛ウデ肉の炭火焼?、ラザニア、芝エビのからあげ。
もう、どれも絶品すぎてやばい。
パテは豆とか具がごろごろと入っていて、ちょうどいい塩気で、めちゃめちゃワインに合う。
そして一番のヒットは黒牛(名前うろ覚え)。やわらかくて素材の味がして最高だ。
ポンテベッキオで修行をしたというシェフの料理はまちがいのない味で(今ちゃんの実はで初めて知った)、お酒のあてにもなって、ご飯としてもおいしいのが嬉しい。
料理だけじゃない、空間づくり
やっぱりいいお店は接客もいい訳で。
母性をくすぐるかわいいお兄さんもいたんだけど(※重要)、
お店の人みんな愛想がよくて、活気があって、気づかいもちゃんとしてくれる。
それにお兄さんもかわいさの割にめちゃめちゃしっかりしてて、性格は男前な感じだった。
何よりすごいな、と感動したのが、
ふつうのお店で考えたら不便なことがちょくちょくあるのに、
誰も文句を言わないどころか、むしろハッピーになってるところ。
注文がセルフサービスとか、
(前のお客さんがまだいらっしゃったので)最初は立ち飲みだったりとか、
スペースが狭くてぎゅうぎゅうなのに、みんなわいわい楽しんで飲んでいるのだ。
実は、チーズの盛り合わせがカウンター越しに出てきた時に、お店の人と受け渡しのタイミングが合わなくてチーズの一部が吹っ飛び、隣のお客さんに当たって落ちる というアクシデントがあったんだけど、
すすすすみません!と謝る私に
隣の人は
「全然いいですよ~!むしろ食べればよかった~」
と快く許してくださって、一緒に笑い合うという粋なできごともあった。
その方が寛大だったのは言うまでもないけど、
もうとにかく料理もお酒もおいしくて、楽しく話してみんなで笑って、小さいことが気にならなくなる空間がましかにはあるのだ。そこが何よりの魅力で、こんなに小さいお店なのにいつも満席なんだろうな、と感心した。
お店の楽しい空気や味のクオリティに乗せられてついつい、
調子に乗って頼みすぎ、お会計も高くなってしまったけれど…また行きたいすてきなお店です。
(商品単価は安いです、頼みすぎなければ)