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2016年2月15日月曜日

カナダで家探し:家の探し方と流れ、契約に必要なもの


さて、「カナダで家探し:家のタイプと家賃、契約方法」の続きで今回は家の探し方から契約の流れについて紹介。


家の探し方


まず、家探しの方法としては、ネットが一番便利です。
主流はクラシファイド最大手のCraigslistKijiji。日本人向けクラシファイドのe-mapleもある。ここは日本人がほとんどの家や、大家さんが日本人にしか貸し出さないって家なんかも多いので、英語学習や国際的な友達作りを目標としている人にはあまり向かない。あと、最近見つけたお泊りくん.comも。ただ日本語メディアはやはり物件が少ないです。

大学やカレッジにも家探しを手伝ってくれるセンターがあるけど、私が行った感じだと上記サイトの足元にも及ばず…まさかの紙に印刷された情報(写真なし)を見て興味があるところがあれば連絡する、みたいな方式だった。90年代か。

あとは、不動産屋。1人暮らしか、友達や恋人と借りられる部屋を探している場合はこれもあり。ただこっちの不動産屋は最低でも月$1800目安ぐらい(ダウンタウンの場合)で探している人にしか動かないみたい。ルームメイト募集しているハウスやアパートを探す場合はやはりウェブで見つけましょう。

家探しの流れ


大まかな流れはこんな感じ。
・広告を見比べて条件に合う物件を見つける
・広告主に連絡し、見学のアポイントメントを取る
・物件見学、色々と質問する
・ここに住みたいという希望を伝える
・大家さんに承認されれば、契約金等を支払い、契約書にサインする

人気の場所、条件のいい物件は本当にすぐに埋まるので、ちんたらメールで質問などせずにとにかく見学のアポを取り付けること。電話番号があるなら電話で聞いて予約する。例えば私の住んでる家は人気のエリアで家賃も相場より安めなので、うちの大家さんはのんびりと部屋が空く2週間前くらいに広告を出し、最初に予約を取り付けた3〜4人に部屋を見せて、一番よさそうな人にオファーを出します。この工程全部で3〜5日くらいで次の人が決まるわけです。

契約に必要なもの


どこでも大体必要なのがFirst monthとLast monthと呼ばれる2ヶ月分の家賃。大抵は別の場所に引っ越す場合1ヶ月前の通告が必要で、最初にLastを払っているので最後の月は払わなくてよい。

アパートやコンドーを借りる場合はこれにプラスで、以下が求められることが多い。
・Employment Letter (雇用を証明する手紙)
・クレジットスコアレポート(もしくはBank Statement)
・Reference

Employment Letterは雇用主にお願いして書いてもらう。大体の内容としては「○○は〜年〜月からうちで正社員(もしくはパートタイム、契約社員)として働いていて、給料はいくらです」という物。つまりちゃんと支払い能力があるかを確認するためのものだ。
クレジットスコアはカナダでのクレジットカードの利用や収入、ローンなどが詳細に示されたレポートで、これも料金を滞納したりせずきちんと支払える人かを確認するため。私はこれがなかったのでBank Statementでもいいか確認し、1年分を提出して対応した。
Referenceは参考人の連絡先で、前の大家とか雇用主、緊急連絡先などが求められる。Employment letterにしろReferenceにしろ実際に雇用主や前の大家さんに電話確認されたりもするのでちゃんとしたものを提出しましょう。

ってな感じなので、学生やワーホリで単身で来た人がいきなりコンドーやアパートのリース契約を結ぶのは難しい。又借りの場合はこの辺求められないことが多いため、シェアハウスまたはルームメイト募集広告を探して応募するのがよいわけです。



長くなったのでロケーションについてや物件の注目ポイントは次の記事で。

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