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2013年10月16日水曜日

「クラシックを聴いている時のあなたはこんな感じ」イギリスのアートセンターのキャンペーングラフィックが美しすぎる


この美しいグラフィックは、イギリスのエージェンシー「Firedog」がロンドンのパフォーミングアートセンター「Barbican」の依頼で作成したもの。
演奏家たちや、音楽そのものを描くのではなく、クラシックを聴いている時に起こる「あなた」の感情の変化をメッセージとして伝えるというのがこのキャンペーンの趣旨だ。

クライアントが依頼したのは、「Barbicanのコンサートに来た時の感情体験」を伝えること。それを受けて彼らは、目を閉じたオーディエンス(あなた)と幻想的で美しいグラフィックとをかけ合わせて表現した。

When we listen to music, our imagination continually flits from one image to the next; the emotions evoked are equally disparate. We wanted to tap into the sensory experience of sound, and therefore we focused on where your mind travels to when listening to a piece of music. We call it a Dreamscape.
音楽を聴いている時って、それぞれには結びつかないイマジネーションが次々に頭をよぎるでしょう。「音」が与える感覚上の体験を描くために我々は、曲を聴いている時の聞き手の心の行く先、ドリームスケープ(夢のような光景)に焦点を当てたのです。


確かに、音楽を聴きながら外を歩いてる時に、周りの人には聴こえない、共有できていないのに自分の世界だけとても高揚していて変な感じがすることってよくある。ごくごく普通の日常に佇む人々がふと眼を閉じて音楽に集中すると、みるみる鮮やかに色づいていく表現はお見事。


このキャンペーンは4週間にわたり、ロンドンの地下鉄129駅で255枚のポスターその他OOHやデジタルメディアを用いて行われたとのこと。

参照ソース:http://osocio.org/message/you_look_like_this_when_listening_to_classical_music/