親愛なるお客様へ
Wrap rage (ラップ・レイジ) という言葉をお聞きになったことはありますか？ これは、がんじがらめのパッケージから中身を取り出そうとするときに感じるイライラのことです。
分厚いプラスチックで密封された容器を開けたり、無数のビニールワイヤーで固定された商品を取り出したりするのは、とても厄介なことです。
ああ、あるある。確かに、クラムシェルとかブリスターケース（↓みたいなの）って、店頭に並べる上では商品がよく見えるけど、通販で買う分にはなんの利点もない。
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| コレクター向けなものなら分からんじゃないが。。 |
で、そんなイライラを解消するためにAmazon先生が開発してくださったのが、こちら。
フラストレーション・フリー・パッケージ
めっちゃ簡単に訳すと「イライラしないパッケージ」って感じ。
見た目はこんな。同じ商品が入っていて、左が通常版・右がフラストレーション・フリー・パッケージ（以下FFP）。見栄えはもちろん、通常版の方がいい。お兄さんがこんな顔をする必要があったのか？気になるけど、次にいきます。
箱を開封。通常版では複数ついている結束バンド的なものを切ったり、商品がバラバラにならないよう横に倒して慎重に開けなければいけないのに対し、FFPはずずずっと商品を滑らせればOK。
通常版では3分かかってまだここ。ああ、あるある。こういう謎の留め具。
一方FFPで商品をスライドして取りだしたお兄さんは、30秒でもう細かい部材の組み立てに入っちゃってる。
と、こんな風に便利なFFPだけど、開封が楽というだけでなく、ゴミも減らせるのがその利点。例えばSDのパッケージの通常版とFFPで出るゴミの量を比較すると・・・
また、上記画像を見ていると直に商品が入っていて大丈夫か？と心配になるけれど、事前に輸送テストが行われ、商品の保護が認められたものだけがFFPになるのだとか。つまり、輸送の際のダメージにもしっかり対応しているみたい。
FFP対応の商品ページにはこのマークがついていて、商品を購入する際に通常梱包にするかFFPにするかが選択可能。Amazonでは、将来的に全てのパッケージのFFP化を目指しているらしい。
消費者にも環境にも優しい革命的なデザインのAmazonフラストレーション・フリー・パッケージ。対象商品を買う際はぜひ、選択してみたい。